資産運用

貯蓄や資産運用の「目的」や「目標」について

 

みなさんは貯蓄や資産運用に取り組む際、その「目的」や「目標」を、はっきりと持っていらっしゃいますか? 今までいろいろな都市で講演や勉強会をさせていただく機会をいただいてきましたが、この点がはっきりしていない方は意外に多いのです。多くの方はただ漫然と、手元にあるお金を殖やせたらいいと思っていらっしゃる傾向があるようです。

 

 

投資の目的はいろいろあります。人が皆、背丈や体格が異なり、それぞれに合わせて衣服を選ぶように、資産運用にもフィットするものとしないものがあるのです。
具体的になぜ資産運用をしたいのか、例えばうまく運用して車を買いたいとか、子供達の学資が将来、必要になるので、それに備えておきたいとか、自分や夫婦の老後の生活を楽しむためにお金を殖やしたいなど、様々でしょう。それらの目標次第で、運用する期間(投資の時間軸)は大きく異なります。そして、その時間軸の差異は、運用する手段である「金融商品」の選択に大きく影響します。

数年単位の運用であれば、株式や株式ファンドのような短期でもリターンを期待できる金融商品を取組むことになりますし、10年から数十年の運用期間があれば、長期間、資金は固定されますが、安定して殖やせる保険や債券または債券ファンドといった金融商品での運用になります。そんな視点で、一度ご自分の貯蓄や資産運用を考え直してみましょう。やはり時間軸があるからこそ、取り得るリスクも分かってくるのです。もちろん目的はひとつではないでしょうから、短期と長期の資産運用を組み合わせることになります。そうするとその人の目的に合ったポートフォリオ(運用資産の組み合わせ)が見えてくるようになります。

さて、もう一つ大事なことがあります。それは金融商品を選ぶ際、確かなものと不確かなものを理解しているかどうかです。株も債券もファンドも保険も、すべての金融商品には、必ず確かなものと不確かなものが含まれています。次回は、株や債券、保険も含め、その点を考えて行きましょう。