パキスタンを仲介役に協議始まる
4月11日、バンス米副大統領は、パキスタンの首都イスラマバードに、ウィトコフ特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏を伴って到着した。イランとの直接協議に臨む。2週間の停戦の合意を受け、紛争の持続的な解決を目指す。
一方、イランのタスニム通信によると、イラン側は、ガリバフ国会議長が計71人の代表団を率い、アラグチ外相らも協議に参加する。
トランプ大統領は、米・イランの直接協議を前に、イランが持つ唯一の交渉材料は「国際水路を利用した短期的な世界へのゆすりだ」「イラン側は交渉カードを自らが持っていないことを理解していないようだ」とSNSに投稿し、イランへの圧力を強める姿勢を示した。
一方でのイランのガリバフ国会議長は、レバノンにおける停戦が履行されていないことに触れ、「交渉開始前に履行されねばならない」措置の一つだとXに投稿した。
2週間の停戦合意は中東全域でおおむね維持されているが、ホルムズ海峡の封鎖は継続されている他、レバノンでは親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエルの間で戦闘が続いている。これらが、協議のネックになるかどうかが注目される。
米国とイランの協議が続く中、米中央軍は、米駆逐艦2隻がホルムズ海峡を通過し、ペルシャ湾内で作業を行っていると明らかにした。ホルムズ海峡を巡る緊張が続く中、軍事的な動きも並行して進んでいる。