
4月米消費者マインド指数が大幅に低下-インフレ期待は急上昇
4月25日、米ミシガン大学が発表した4月の消費者マインド指数は確報値で52.2に低下した。これは、この統計が始まった1970年代以降で4番目に低い水準である。また、1年先のインフレ期待も6.5%に上昇と非常に高い水準に達した。関税が米国経済に与える悪影響への懸念が急速に広がっている。
また期待指数は47.3まで低下し2022年以来の低い水準となった。トランプ2.0での関税賦課は、物価の上昇に加え、雇用の不安も強めている。米消費者は今後1年間に所得の伸びが鈍化するとみており、安定した所得の伸びがなければ、支出を維持できないとの不安を強めている。
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